top of page

アブリスボとトリビック

  • 執筆者の写真: Yuriko Yamamoto
    Yuriko Yamamoto
  • 2024年12月17日
  • 読了時間: 1分

こんにちは。妙蓮寺すいクリニック院長の山本ゆり子です。


耳慣れないこのふたつのカタカナ言葉は妊娠中に接種することで生まれた後に赤ちゃんを守ることができるふたつのワクチンの名前です。


アブリスボ®はRSウィルスのワクチンです。上にお子さんがいらっしゃる方はRSウィルスについては聞いたことがあることでしょう。赤ちゃんのときに感染すると重症化することが多く、日本では毎年約3万人のこどもが入院しています。新生児に接種できるワクチンはないのですが、妊娠中にお母さんが接種することで赤ちゃんに免疫をプレゼントできます。妊娠28週から36週の時期が適しています。


トリビック®は百日咳、破傷風、ジフテリアの三種混合ワクチンです。百日咳は生後早期から赤ちゃんもワクチン接種を開始しますが、ワクチン接種開始できる前に発症のピークがあります。妊娠中に百日咳ワクチンを接種することは世界的にはスタンダードな対応ですが、日本ではまだまだ一般的ではありません。


ふたつのワクチン、ぜひ生まれてくる赤ちゃんのためにプレゼントしてください。当院で接種できますのでぜひご相談ください。


 
 
 

最新記事

すべて表示
子宮摘出したら、性生活はどうなる?

こんにちは。横浜市の産婦人科、妙蓮寺すいクリニックです。当院では毎月、不定期の日曜日に待合室を開放してお茶会を開催しています。院長が考えたテーマをもとにおいしいお菓子を食べながら参加してくださった方とお話ししているのですが、今月のテーマは子宮でした。 その際、病気で子宮を摘出した場合、セックスライフにどのような影響があるのか参加者の方から質問されました。確かにとっても大事な質問ですが、診察室で話題

 
 
 
こどもの自慰行為、どう対応したらよい?

こんにちは。横浜の産婦人科、妙蓮寺すいクリニックです。 5月17日のお茶会は開催以来最大の賑わいで、赤ちゃんから小学生のお子さんを含む17名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。 皆さんそれぞれにお子さんに性についてどう伝えたらいいか悩みながら実践されてい...

 
 
 

コメント


  • Facebook
  • Instagram

住所:222-0011 神奈川県横浜市港北区菊名1-9-10 高貝ビル3階

​電話番号:045-642-5087 (しんぱいご-むように-っこりおはなし)

©2023 by 妙蓮寺すいクリニック Sui Obstetrics & Gynecology

bottom of page